物々交換とは
物々交換というと前時代的な取引のように思われますが、貨幣に対しての信頼性が低い場合、ハイパーインフレーションなどと貨幣経済が麻痺した場合ににおいては代替として用いられる取引方法です。
2005年にインターネットにおいて、外国の男性が物々交換によって家を手に入れる事に挑戦しました。
男性が交換に持ちだしたのは赤いクリップで、その後魚のペン、キャンプ用のストーブ、発電機やアリス・クーパーと半日いられる権利、映画の配役とセリフなど14回の交換を経て家を手に入れることができました。
他にもイギリスの男性が1ペニー(1.2円ほど)がどこまで膨れ上がるかを試したところ3匹の金魚、ギター、マウンテンバイクとなり最終的にブルガリアの土地を手に入れました。ただ売主いわく「キャンプか、植物育てるくらいしか利用価値がない」そうです。
さすがに上のような赤いクリップ一つを一軒家に変えてしまうことや1円玉とほぼ同価値の硬貨を土地に変えることは日本では難しいかもしれませんが、供給と需要の関係上自分の要らない物が他人にとって必要なものであった場合物々交換によって思わぬ品物に代わることがあるかもしれません。
近年、日本でもインターネットを利用し「物々交換」をしようというサイトが立ち上がり自分が欲しいと思うものが「金銭」ではなく「物」の交換で手に入れられるようになっています。
システムも熟成されてきており、例えば1対1の商品の交換ではなくどうしてもその商品が欲しい場合1対多での交換が可能となっていたり、ローカルルールの制定がしっかりなされており、個人に対する評価システムもあります。
リサイクルショップなどに持ち込んで現金化するとき、あまり良い金額にならずがっかりすることが多々あります。
しかし、このような物々交換のサイトを使うことで様々な人の需要を知ることができ、それに対して供給を行うことで何かしらの見返りを受け取ることができるというのは非常に面白いことではないでしょうか。